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The Fault in Our Stars (邦題:きっと、星のせいじゃない。)

2015/02/27

テレビ・ネット・暇つぶし ヨーロッパ

t f B! P L
10月に行った2週間強のヨーロッパ旅行の帰りの飛行機で見た映画、"The Fault in Our Stars" が、
日本でも2月から公開されたそうです。邦題は、「きっと、星のせいじゃない。」

私の昨年のナンバーワンは、アカデミーでも4冠を達成したグランドブタペストホテルですが、
この映画は、ちょうどアムステルダムに行った帰りに、アムステルダムを舞台に撮影されていたのでとても印象深く残っています。

話は予告編を見れば分かるので、最後に日本語版と英語版を貼っておきます。
ガン患者の若者二人の話で、感動的なストーリーはもちろん、
その他3点程、感心した点があったので紹介します。

1.タイトル
Fault in Our Stars ってどんな意味だろうと思って調べてみたら、このブログに到達。
Stars というのには運命という意味があり、シェークスピア「ジュリアス・シーザー」のセリフから
引いていることがすぐピンとくるフレーズなのだそうです。

英語辞典にも、The fault is in ourselves, not in our stars.
(諺) 罪は運勢の星にあるのではなくて我々自身にあるのだ≪Shak., Ceaser 1.2.140に由来≫ とありました。

映画の邦題は、「きっと、星のせいじゃない。」で、小説は「さよならを待つ二人のために」となっており、
英語の意味と違う?という気がしますが、私的には「運命のあやまち」という邦題を付けたいです。


2.アムステルダム
映画の中で2人はアムステルダムを訪れます。街の風景は本当に素敵。
アムステルはマリファナが合法なので、夜八時以降は、ちょっと怖い雰囲気になりますが、
昼間の風景はまさにヨーロッパ。

予告編である電車らしきものは、トラム。運河のクルーズも出てきます。
撮影禁止のアンネフランクの家も出てくるのがすごい。

ついでに、旅行の際にアムステルダムの後、
ベルギー・ブリュッセルにあるマグリット美術館にも行ったので、
ヘーゼル(主人公の女の子)が身に着けているパイプの意味も分かって嬉しかったです。

ガス(主人公の男の子)がタバコを加えている(けど決して火はつけない)メタファー(比喩)も、
それに通じるものがあるのでしょう。
この旅行までは、マグリットのことをほとんどよく知らなかったので、
映画でおさらいできてテンションが上がりました。


3.アメリカらしさ
ガン患者のために夢をかなえてあげる基金があったり、(ヘーゼルはこれでディズニーワールドに行った)
17歳くらいでも車を運転して一人で出かけていたり、予告編に出てくる車に卵を投げつける家など、
ところどころアメリカらしいなと感心するところがありました。

アムステルダムに行きたい、行ったことがある人、
可愛い若いカップルの初々しさ、思いっきり泣きたい人はぜひ見てみることをお勧めします。
英語字幕で見たので、意味が分からないところもありましたが、楽しめる映画でした。
後半はもう、泣きっぱなし。でもいい終わり方です。







別の突っ込みどころは、

1.ヘーゼルのお母さんがやたらとセクシー。
  入浴後のシーンや寒いのにノースリーブを着ていたり、そのサービスショットはいらない?

2.ホンダが提供しているのか、車がピカピカ!乗っているのは赤いアコード。
  まるでホンダのプロモーションのよう。

細かくはもう少しありますが、特に1.はいらないよね、と同意してもらえるのではないかと思います。
見たら心の中で突っ込んでください。

自己紹介

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2013年4月よりペンシルバニアの限りなくデラウェア州寄りに引越した駐在員妻の備忘録。情報の少ないデラウェア州、アメリカ引っ越しのお役に立てれば・・・ Moved to Pennsylvania, but almost Delaware in April 2013. Started writing a blog to help new people who came to Delaware which is NOT very famous state.

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