パスポートの名前の修正は、新規発行しか受け付けなくなったようです。

私が結婚したときは、結婚して苗字が変わったときに、パスポートを新しくつくりかえずに、
「追記」Amendment　での変更もできたのですが、
2014年から3月20日から、この修正のみの名前の変更ができなくなったようです。

理由などのQ&Aはこちら。当時ケチった私がいけないのですが、もっと前から改正してほしかったと、心から思います。

パスポートの新規発行だと、訂正だけよりもお金がかかりますが、良いことだと思います。
ちょうど、パスポートはきちんと名前を変更してきた方がいいですよということをかこうとしていました。

理由は、

１．旅行に行くときにいちいち見せるのが面倒くさい。
２．アメリカ人はできない人も多いので、うっかりミスや慣れないことを要求すると面倒くさいことになる。

特に、2についてはアメリカに引っ越してきたすべての人が経験していることだと思いますが、
本当にアメリカ人の事務レベルの低さには驚かされます。

2013年5月から i-94 が電子化して、インプットミスが続出。
私もそのせいで、書類ではきちんと入国しているのに、データが見つからず、不法入国状態で、
半年以上、SSN（ソーシャルセキュリティナンバー）がとれず、苦労しました。


運転免許の申請や更新の時にUS Homeland Securityのサイトで、i-94 をプリントアウトしていかないといけないのですが、
そこでは今までの出入国履歴も見られます。
私の場合、まずi-94が旧姓でも新姓でも出てきており、渡航履歴も旧姓に入っていたり新姓に入っていたり、
しかもどちらにも記録されてないものもあったり、本当にいい加減です。


また、ビザの期限よりも、パスポートの期限が短い場合、短い方が優先されてしまうので、
アメリカに限らず、海外に引っ越す予定のある人は、ビザの申請前にパスポートの更新をお勧めします。
クレジットカードなども、海外にいると氏名変更がしづらいので、引っ越し前にやっておいた方がいいです。
申込用紙に銀行印を押して郵送する必要があるため、時間がかかります。


慣れない英語、遠い事務所、いい加減な人々の三重苦に負けないためにも、
なるべく不利な条件の少ない状態で、アメリカ生活を始めた方がいいと、
これからアメリカに来る人にはお勧めしたいです。


私は、仕方なくこの修正付きの不便なパスポートでビザを取ってしまったので、
いつ帰国になるかわかりませんが、パスポートの有効期限の2017年まで最長あと2年は、
このパスポートでがんばります。