私にとってローリンヒルといえば、SonyのCMの人。90年代に大ヒットした人です。
誘われるまでそんな人がいたことは、すっかり忘れていましたが、
アメリカでコンサートに行ってみるのも面白そうなのと、ちょうど夫が出張なので行ってみることにしました。
あと、私には覚えがなかったですが、天使にラブソングを2で活躍していたそうです。
いま改めて見てみると、顔変わらないし、スタイルも子供を五人も産んでいるのに維持していてすごいと思います。
コンサートに行くにあたって、いろいろ調べていたら、
NYのコンサートでは、ローリンヒルが出てくるまで4時間も待たされたなどの書き込みがあり、ものすごく心配してました。
8時会場で何分か前にElectric Factoryに着いたときにはけっこう人が並んでいました。
チケットは手数料込みで72.8ドル。
希望に反して、およそ4組の前座がありました。
だんだん前座のグレードはアップしていくのですが、別に前座を聞きに来たわけじゃないし、
前のほうにいると人がぎゅうぎゅうで、酔っぱらった人が前のほうに割り込んだりして、近くで小競り合いもありました。
8時にスタートして、11時過ぎにローリンヒルが登場。
彼女がステージに上がるころには、会場はもう疲れ切っていました。
私も眠くて、立ったまま途中ウトウト。。。。
観客は割と若い大学生くらいの人が多く、90年代に活躍して、最近は数局リリースしただけなのに、
こんなに若い人にも人気があるのは驚きでした。
歌っている曲は、昔のヒット曲、義父ボブマーリーの曲、以前所属していたグループの曲など。
(ボブマーリーの息子と結婚しているそうです。)
ライブに行くにあたって、ネットで彼女について予習していたら、去年脱税で3か月禁固刑になったとか。。
特にファンではない私は、一度ヒットしたらそれでずっと稼いでいけるんだなぁ、なんて感心してしまいました。
それにしても、どうしてこんなにメインが出てくるまで遅いんだと、かなり不満を覚えました。
同じころニューヨークで開かれていたパフュームのコンサートは、前座なしで8時スタート、11時には終わっていました。
日本だとオープニングアクトはせいぜい30分くらいだと思いますが、3時間とは恐れ入りました。
それも、盛り上げるためというより、時間稼ぎって感じなのがイマイチ。知人の話だと、X-Japan がNYでコンサートをしたときも、アメリカの配給会社だったようで、2時間前座があったとのことでした。
パフュームのNYライブは、日本の会社が運営しているから、ライブも日本式だったのでしょう。
アメリカのコンサートに行くときは、日本のように時間きっちりに行かなくても全然大丈夫で、
前座に興味がないなら、むしろ遅く行った方がいいと思いました。
文化の違いを身をもって体験したコンサートでした。これはこれで、よい経験でした。
後半は、ローリンヒルがギターでアコースティックバージョンの彼女の有名曲を歌ったり、
出番が来ても、後半のほうがどんどん良くなっていく感じでした。
どれだけスロースターターなのでしょうか。
私はもう少し粘ってもいいかなと思いましたが、泊めてもらうフィラデルフィア在住の友達が帰ろうというので、
深夜一時過ぎに途中で退散。一体いつまで続いたのか気になります。
8時から、結局5時間立ちっぱなしでへとへとでしたが、
これに耐えられたので、翌週のフィラデルフィアマラソンは完走できるかもと自信がつきました。
実際、無事にフルマラソンを完走できたのも、このライブのおかげかもしれません。
ステージに上がってからも照明などの指示を出してました。 |
歌はやはりすごい。 |
ボブマーリーや昔のグループ時代の曲が多く、良くわからなかった。 |
後ろのほうから、。前のほうでなくて、ここから見ててもよかったかも。 |
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